AKAZUKIN、ミヤギユカリによる新しい絵本、発売開始します
Yukari MiyagiAKAZUKIN(あかずきん)
絵 ミヤギユカリ
デザイン 服部一成
発行者 ベンジャミン・ソマハルダー、大黒和恵
原画と同じサイズの絵が、見開きページで次々に繰り広げられる迫力のアート絵本。ミヤギユカリの生き生きとした線や塗りの感触がダイレクトに伝わってきます。古くはペローに始まる赤頭巾とオオカミのお話が、300年の時を越えて、新鮮なヴィジュアルブックとなりました。
価格:2100円+税 B5判、40頁、オフセット印刷
発行 Nieves and Happa-no-Kofu(ニーブス、葉っぱの坑夫)
ISBN 978-4-901274-10-4
「シカ星」制作のときにやったような制作経過報告日誌的なことをしたかったのですが、できないまま発売まで来てしまいました。
1冊の本をつくれば、100のエピソードが生まれる
などといういわれがあるかどうか知りませんが(多分ないか)、今回もいろいろありました。100ではきかないくらい。制作まわりだけではなく、本を世に出すにあたって、流通、出荷、、、送金、、、メディア掲載、、、と、今回は共同出版でもありましたし、国際間のさまざまな規定の違いなどもあって、ものごとがスムーズに運ばないことが多いのです。いつものことながら日本のもろもろの仕組やものの考え方に頭をひねることもしばしば。でも今後に生かせる発見もたくさんあって、楽し忙しの3ヶ月でした。これだから出版はやめられない。あまり時間がたって忘れてしまわないうちに、見つけたことを書き留めておきたいと思っています。